ディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズの主な発生源

ディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズの主な発生源

スイッチング電源の場合、整流ブリッジ後のエネルギー貯蔵フィルタの大きなコンデンサが理想的なコンデンサである場合、つまり等価直列抵抗がゼロの場合(コンデンサのすべての寄生パラメータを無視)、電源に入力されるすべての可能な差動モードノイズ源は、このコンデンサが完全にバイパスまたはデカップリングされます。 しかし、バルクコンデンサの等価直列抵抗はゼロではありません。したがって、入力コンデンサの等価直列抵抗は、差動モードノイズ発生器から見たインピーダンスZdmの大部分です。入力コンデンサは、電力線から流れる動作電流に耐えることに加えて、スイッチングチューブに必要な高周波パルス電流も提供しますが、いずれの場合も、抵抗を流れる電流は必然的にコンデンサの等価直列抵抗などの電圧降下を引き起こすため、入力フィルタコンデンサの両端に高周波電圧リップルが生じます。 また、高周波と高電圧のリップルは差動モード電流から発生します。基本的には電圧源です(等価直列抵抗のため)。理論的には、整流器ブリッジをオンにすると、高周波リップルノイズは整流器ブリッジの入力側にのみ現れるはずです。実際、整流器ブリッジをオフにすると、ノイズは整流器ブリッジダイオードの寄生容量を介して漏れます。
高周波電流がエンクロージャに流れるための多くの偶発的な経路があります。スイッチング電源のメインスイッチチューブのドレインが上下にジャンプすると、スイッチチューブとラジエータの間の寄生容量に電流が流れます(ラジエータがケーシングに接続されているか、ラジエータがケーシングです)。ACグリッド電流が整流器ブリッジをオンにしておくと、シャーシに注入されるノイズはほぼ等しいインピーダンスに遭遇するため、中性線と通電線に等しく流れます。だからこれは純粋ですコモンモード雑音。

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